評価が真っ二つに分かれている
「クレヨンしんちゃん超能力大決戦」
評価が分かれるポイントは
今回の敵役
「非理谷充」
にありそうです。
非理谷充（ひりやみつる）は非リア充の弱者男性なのか？ クレヨンしんちゃん 超能力大決戦
今回の敵役
非理谷充は
30歳で派遣社員です。
名前の由来は「非リア充」ですね。
初登場の時はティッシュ配りの
仕事をしていました。
友達や恋人は居なくて
その分、アイドルに夢中で
グッズも沢山買っているみたい。
いわゆる弱者男性
と言うやつでしょうか。
野原ひろしと比べてみると
ひろしは35歳で係長。
一戸建てで車があって
妻は専業主婦で子供が2人。
ペットの犬を飼っていて
家族や会社の同僚に囲まれ
楽しく暮らしています。
2人は正反対の生活を
しているような感じですね。
両極端ではあると思いますが
実際どちらも似たような生活を
している人っていますよね。
しんのすけくらいの年齢だと
5歳差と言うと凄くお兄さんとか
大人と感じると思いますが
30歳とかになって来ると
5歳差ってほぼ「同年代」じゃない？
と思ったので比べてみました。
非理谷充（ひりやみつる）は悪いヤツ？ クレヨンしんちゃん 超能力大決戦
非理谷充は元々は
それなりに裕福な
家庭で育っています。
両親が多忙なので
中々家に帰って来なくて
1人で毎日コンビニ弁当を食べ
寂しいのを我慢しながら
帰りを待っていました。
同級生からいじめを受けることも。
運動会などの学校行事に
両親が来てくれることはなく
普段の頑張りを見せることは
出来なかったみたいです。
そこから次第に
「頑張っても誰も応援してくれない」
と考えるようになって行きます。
そして両親の離婚。
最後の晩ご飯として家族で
手巻き寿司を食べましたが
全てが受け入れられなくなり
家を飛び出してしまった
と言うことです。
これって
非理谷充が悪いところ？ある？
と思いました。
色んな事が重なり
悪い方向へと
向かってしまいましたが
頑張ってますよね。
個人の頑張りが足りなかった
と言うのは何か違う気がします。
周囲の環境とか
社会情勢によっては
悪い方向に進んでしまうことも
あるのかも知れないし
非理谷充1人だけが
悪いヤツだとかダメとか
そう言うことは無いと思います。
鬱屈した気持ちを
常に抱えていたので
それを利用されてしまった。
と言う感じではないでしょうか。
非理谷充（ひりやみつる）は若いんだから頑張れ クレヨンしんちゃん 超能力大決戦
頑張れ！
若いんだから頑張れ！
と言われる非理谷充。
誰かを幸せにすれば
自分も幸せになれる
だから頑張れ
と言うひろしの言葉は
ど正論だと思いますが
今まで頑張って来たけれど
どうにもならなかった
非理谷充に言うのは
何か違うんじゃ？
とモヤっとした人も
結構いるみたいですね。
若いんだから頑張れ
って言うけど
ひろしと同年代やしな？
みさえ（29）の方が若いしな？
これで前向きに
なってくれたから
良かったようなものの
非理谷充が欲しい物を
全部持ってるひろしに
頑張れって言われても
マウント取ってるようにしか
見えないと言う人もいたようで
評価が分かれるところだと思います。
クレヨンしんちゃん 超能力大決戦の感想
クレヨンしんちゃんは
子供向けの作品なのに
めちゃくちゃ怖い世界観で
恐怖のどん底に叩き落すと言う
子供向けの作品でやって良いんかッ
と言うことをやったと言う
前科があるのですが
今回の作品は
クレヨンしんちゃんで
やらん方が良いんじゃない？
って思うくらい
重く感じました。
肝心の非理谷充が立ち直って
前向きになれたから
ハッピーエンドになりましたが
ひろしの言葉が響かなかったら
どうなってたんでしょうか？
実際ひろしの言葉が響かない
と言う人もいたようなので
一歩間違ってたら
どうなったんだろうと思いました。
ところでタイトルに
「手巻き寿司」ってあるのに
手巻き寿司の印象薄くない？
手巻き寿司って楽しいし
子供も喜ぶけど
めちゃくちゃめんどくさい。
クレヨンしんちゃん歴代作品は
こちらで紹介しています。
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