「実写化=失敗」と言う
不穏な空気を一変させた
実写映画「ゴールデンカムイ」
興行収入は29.6億円と言う
大ヒット作品となりました。
公開前は炎上気味だったのが
予想を裏切り大成功へ
評価が激変した理由を解説します。
ゴールデンカムイ実写映画の再現度がひどい?
ゴールデンカムイが実写映画化
と言うニュースを見た時に
皆さんが最初に不安に思ったのは
その再現度についてではないでしょうか?
ひどいコスプレ映画に
なるんじゃないかと
心配になりますよね。
ですが実際に見てみると
原作の登場人物が
そのまま出て来たんじゃないか
と思わされるくらいの再現度に
驚かされました。
そして見た目だけでなく
立ち振る舞いや表情など
演技の細部にまで
そのキャラクターらしさが
感じられたと思います。
一部、年齢や身長がちょっとだけ
原作とは違う部分もありましたが
違和感なく楽しめました。
ゴールデンカムイ実写映画は変顔が面白い
ゴールデンカムイが実写映画化
と言うことで次に気になるのが
変顔は大丈夫なの?と言うところ。
特にアシㇼパは原作でも
絶大な人気を誇るキャラクターなので
変顔が中途半端だと作品の評価にも
大きく影響します。
アシㇼパ役の山田杏奈は
年齢や身長など原作とは違う部分に
プレッシャーを感じつつも
原作漫画を読み込み
責任を持って演じようと
思ったそうです。
台本には「変顔をする」とは
書いてなかったけれど
原作漫画のアシㇼパは
こう言う表情をしていたと
見逃さないようにして
気を付けていたと言います。
原作漫画をお手本にして
変顔の練習をしていたから
変顔も再現度が高いんですね。
白目の表情だと
鏡では見えないので
スマホで自撮りして
確認して試行錯誤したそうです。
そして努力の甲斐あって
「ひどい」と言う言葉が
もう誉め言葉になるくらい
変顔が主演レベルとか
漫画とそっくりとか
原作勢をも驚かせた
再現度だと思います。
ゴールデンカムイ実写映画はアイヌ文化へのリスペクトで炎上
ゴールデンカムイが実写映画化
と聞いた原作ファンから
アイヌの文化を雑に描いて
炎上するんじゃないか
と言う懸念の声が
多く上がりました。
まだ監督が誰なのか
発表されていない時期に
勝手な憶測で福田雄一監督が
めちゃくちゃ叩かれてましたね。
流石にひどいですよね。
HiGH&LOWシリーズで有名な
久保茂昭監督ですよ。
ゴールデンカムイ実写映画は
北海道に分布していない植物が
自生している場所は選ばない
とロケ地選びからこだわっています。
また衣装や民具や村のセットの制作にも
アイヌルーツの方々が関わっていて
チセ(家屋)コタン(集落)など
その内装もアイヌの伝統文化に
基づくものとなっています。
アシㇼパの大叔父を演じる秋辺デボは
アイヌ語・文化監修も務めている
アイヌにルーツを持つ人物です。
欲を言えばアイヌルーツの俳優が
もう少し配役されていれば
良かったのかも知れませんが
ネット等ではアイヌに対する差別が
根強く残っているのも事実なので
難しい部分があったのでしょうか。
とは言え
原作のアイヌ語監修で
実写でも協力している
千葉大学名誉教授の中川裕は
自分が知る限り「ゴールデンカムイ」を
嫌いと言っているアイヌはいない
若いアイヌの方達にも
良い影響を与えている
と発言しています。
もちろん色んな考えがあるので
ゴールデンカムイに対する
反応も様々ですが
札幌での試写会には
アイヌルーツの方が
多数参加されていて
試写会が終了すると
拍手が起こったそうです。
公開前から
アイヌ文化へのリスペクトを
求める声が多くあったのですが
実写版のゴールデンカムイは
衣装や小道具、アイヌ語など
原作が大切にしていた「アイヌ文化」を
丁寧に描いていると言えると思います。
ゴールデンカムイ実写映画はアクションとグルメのバランスで大成功
ゴールデンカムイの魅力と言えば
緊張感のあるアクションシーンと
美味しそうなグルメシーンですよね。
血生臭いアクションシーンと
温かい食事(グルメ)。
この緩急のバランス、ギャップを
ゴールデンカムイ実写映画では
どのように表現するのかと
心配する声も多かったように思います。
作中ではリスやカワウソなどを
調理して食べるシーンや
原作ではもう名物となっている
「オソマ」を嫌がるアシㇼパも
見事に再現されています。
リスやカワウソ等の食材は
法律などの関係もあり
中々本物を準備することが
出来なかったみたいで
他の食材で代用していたようですが
本物のリス肉を見ながら
色合いを近付けたり
フードコーディネーターや
アイヌ民族料理研究家などの方々と
何度も確認し協力して
原作に近い形で再現しています。
調理方法もアイヌ料理の伝統に沿っていて
基本は塩だけだったそうです。
ジビエ肉と言うのはクセがあって
食べにくいものもあるので
クセの無い鶏肉を混ぜたりして
俳優が食べやすいようにと
美味しく食べる工夫もあったみたいですね。
アクションシーンだけに
片寄り過ぎることなく
食事シーン大切にしていて
アクションも食事も両方楽しめる
絶妙なバランスだと思います。
ゴールデンカムイ実写映画は原作愛で評価が激変
ゴールデンカムイ実写映画は
公開前から不安の声が多く
炎上気味となっていましたが
原作を改変することなく
キャラクターの作り込み。
アクションシーン。
世界観など。
忠実に丁寧に作られたことで
「原作への愛を感じる」と
高く評価されました。
炎上の火種だった
「再現度の不安」は
圧倒的な原作愛によって
高い評価へと変わり
「ひどい」どころか
成功した漫画実写化映画の
代表例となりました。
映画ならではの要素や
若干の設定変更はあったものの
原作ファンも安心して見れる
作品になっていると思います。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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