もののけ姫のサンの育ての親。
美しく気高い山犬の神:モロの君について。
モロの君の死因や
首だけになっても動いた理由。
恋仲だった相手についても
調べてみました。
もののけ姫 モロの君とは
もののけ姫に登場する
モロの君は
人語を解す高い知能と
強靭な身体能力に
5mを超える程の体格
2本に分かれた尾を持つ
300歳の白い山犬の神です。
人間を憎んでいて
タタラ場を率いるエボシ御前の
命を狙っています。
人間を憎んでいると言っても
その人間が生贄として捨てて行った
赤子(サン)を大切に育てているので
人間の全てを憎んでいるのでは無く
森を破壊すると言う「人間の行為」を
憎んでいるのだと思われます。
思慮深く心の広い山犬の神で
愛情深くサンを育てています。
もののけ姫 モロの君の死因
もののけ姫に登場する
モロの君は物語終盤で
死んでしまいますが
その死因は
エボシ御前が撃った
石火矢の弾です。
序盤でモロの君の
首筋に受けた弾丸ですね。
「毒つぶて」と
呼ばれてるやつです。
ナゴの守も
毒つぶてによって
負傷していましたね。
体が蝕まれ徐々に近付いて来る
死の恐怖に支配されてしまい
タタリ神となっていました。
モロの君は
少しずつ死が近付いていることを
悟って受け入れています。
300歳と言う高齢だったこともあり
「もう充分生きた」と言っているので
毒つぶての弾丸が撃ち込まれてなくても
寿命が近付いていたのかも知れませんが
モロの君を死に追いやった
直接的な死因はエボシ御前が撃った
石火矢の弾と言うことになります。
最期はタタリ神になりかけていた
乙事主からサンを取り戻し倒れます。
もののけ姫 モロの君が首だけで動いた理由
もののけ姫に登場する
モロの君が首だけで動き出し
エボシ御前の腕から肩にかけてを
喰いちぎりるシーンがありますが
なぜ首だけで
動くことが出来たのでしょうか。
大きな理由としては
エボシ御前への強い怒りや憎しみ
と言うような強い思いではないでしょうか。
絵コンテには
「首だけで動くモロ。
周りのドロドロなど気にしない。
なぜならもう死んでいるのだから。」
と書かれているそうです。
モロの君は既に死んでいましたが
エボシ御前への強い怒りや
憎しみの気持ちが原動力となり
首だけになっても動くことが
出来たのでしょう。
それは
シシ神の森を守って来た
山犬の一族としての
最後の意地だったのかも知れません。
モロの君が
首だけで動いた理由は
エボシ御前への憎しみと
森の守る神としての意地
だったのではないかと思います。
もののけ姫 モロの君の最後はどうなった?
もののけ姫に登場する
モロの君は乙事主から
サンを助け倒れます。
肉体的な最後は
サンを助けたところです。
ここで死んでいるのですが
エボシ御前への憎しみや
森を守ると言う強い意志で
首だけになっても
エボシ御前の腕に食らい付き
そのままシシ神の体液の中に
飛び込んで行きます。
モロの君の最後は
シシ神の体液の中で
完全に命を吸い取られました。
もののけ姫 モロの君と恋仲だった相手
もののけ姫に登場する
モロの君と恋仲だった相手は
乙事主です。
モロの君の声優:美輪明宏は
モロの君を崇高な神様として
演じようとしていましたが
宮崎駿監督から
脚本にはない裏設定として
乙事主とモロが昔は
「良い仲」だったと言う
裏設定を明かし
この設定を聞いて
美輪明宏はモロの君が持つ
女らしさを表現する
演技に変えたそうです。
こう言う設定は
絵コンテに書いておくとか
した方が良いと思うのですが
設定しておきながら書かない
と言うのが宮崎駿監督だそうです。
乙事主は500歳で
モロの君は300歳の
歳の差カップルですね。
若い頃から交流があり
一度は恋仲になりましたが
人間を憎む気持ちは同じものの
人間達に対抗する方針を巡って対立し
100年ほど前に別れたみたいです。
別れてはいますがそれでも
「少しは話の解るヤツが来た」
と言っているので今でもお互いを
思いやる仲なんだと思います。
モロの君は
自分の内面から来る本音を
あまり言わないので
「サンは我が一族の娘
森と生き、森が死ぬ時は共に亡びる」
と言ったかと思うと
「あの若者と生きる道もある」
と言ってみたり
一見すると
矛盾しているようなことを
言うのですがその行動を見ると
優しく温かな心を持っている
と言うことが解ると思います。
って言うか
モロの子供達の父親って
誰なん?子供達いつ産まれたん?
って話ですよね。
こちらは公式からは
何も明かされていないんですよ。
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