何度見ても飽きない超大作映画
ありえない映像とモヤっとするラストシーン。
なのに何故かめちゃくちゃ面白い
「インセプション」についてです。
インセプションのあらすじ
他人の夢に入り込み潜在意識の中からアイデアを盗み出す産業スパイのコブ。ある日サイトーと言う人物から特殊な依頼を持ち掛けられます。それは夢の中からアイデアを盗み出すこととは真逆の「アイデアを植え付ける(インセプション)」と言うもの。
インセプションのキャスト
レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
マリオン・コティヤール
エリオット・ペイジ
トム・ハーディー
キリアン・マーフィー
トム・べレンジャー
マイケル・ケイン
監督・脚本・製作
クリストファー・ノーラン
インセプションのラストシーンで回るトーテム
インセプションでは夢と現実を
何度も行き来したり
夢の中で更に夢を見て
その中に入ると言う感じで
何階層も夢の中に潜るので
今自分が居る世界が夢なのか現実なのか
解らなくなると言うことがあります。
そこでトーテムと呼ばれるアイテムで
「今居る世界は夢か現実か」を判断します。
トーテムは人によって違う物を持っていて
コブのトーテムはコマ。
このコマが倒れずに回り続ければ夢の中
途中で倒れて止まれば現実
と言うことになります。
何度も夢と現実を行き来していたら
「コマが止まる夢」とか見て
結局どっちに居るのか解らなくなりそう。
そう言うのは夢の中では
パラドックスになるのかな。
ラストシーンでもこのコマが回っていて…。
インセプションのラストシーンは夢か現実か
子供たちと再会したコブの後ろで
コブのトーテムが倒れそうで倒れない
と言う状態のままエンドロールへ替わります。
えーっ!そこで終わるの!
と声を出しそうになるラストシーンですね。
夢か現実かの判断は見た人に委ねる形のラストで
長らく論争を招いて居たのですが…。
インセプションのラストシーンをノーラン監督が明かす
インセプションでコブの義父を演じた
マイケル・ケインもこのラストシーンには
モヤモヤしていたようで
それをクリストファー・ノーラン監督へと
伝えたそうです。
「『インセプション』の脚本を手にしたとき、私は少し戸惑った。それでノーラン監督に『夢がどこか分からない』と言ったんだ。『いつが夢で、いつが現実なんだ?』と。するとノーランはこう言った。『君がいるシーンは現実だ』とね。つまり、こういうことだ。私が画面に出ていれば、それは現実だ。私が出ていなければ、夢なんだよ」
引用元:映画.com https://eiga.com/news/20230726/17/
と言うことは
ラストシーンにはコブの義父の姿があるので
コブは現実に居ると言うことに!
監督の発言以外にも
夢の中のコブは結婚指輪を付けているけれど
現実のコブは結婚指輪を付けていないとか。
コブの子供達の服装が
回想シーンとラストシーンでは違うとか。
そんな考察もあるようですので
ラストシーンでコブは現実に帰って来て
子供達と再会出来た
ハッピーエンドで間違いないと思います。
インセプションの感想
ちょいちょい映画館で
再上映してるインセプション。
何年経っても何回見ても
面白い作品だと思います。
難しいけどね。難しくて面白い作品です。
クリストファー・ノーラン監督と言えば
難解な映画で有名ですよね。
インセプションもですが
テネットは今何を見ているのか
今何が起こってるのか解らなくなるし
メメントは時系列が逆に進んで行くし
映画を見ながら熱出そうです。
クリストファー・ノーラン監督って
マジで頭オカシイ(誉め言葉)と思う。
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