ハリーポッターに登場する
死の秘宝の秘密について。
3つ集めるとどうなるのか？
マークの意味は？
3つの死の秘宝は
誰が作ったのか？
最後はどうなったのか？
を調べてみました。
ハリーポッター 死の秘宝3つとは？
ハリーポッターに登場する
「死の秘宝」は
ニワトコの杖
蘇りの石
透明マント
の3つです。
ニワトコの杖
古くから存在していて
ニワトコの木から作られています。
「宿命の杖」とか
「死の杖」とも呼ばれ
長さは38㎝ほどで
史上最強の杖である
とされています。
ニワトコの杖の芯には
死を制した魔法使いにしか
制御できない扱いにくい素材の
「セストラルの尾の毛」が
使われています。
セストラルは
「不死鳥の騎士団」に登場した
翼のある黒い馬みたいなヤツです。
死を目撃した人にしか
見えない存在で
ハリーやルーナにだけ
見えていましたよね。
だから
死を受け入れることが出来る
魔法使いでないと扱うことは
出来ないとされています。
蘇りの石
死者の魂を
呼び戻すことが出来る石です。
すでに亡くなっていて
所有者が愛する者の
魂を呼び出せる石で
手のひらで3回回すと起動する
と言われています。
透明マント
使用者の姿を
見えなくするマントです。
透明マントは
魔法動物「デミガイズ」の
毛を織り込んでも作れるし
強力な目くらまし術や
眩惑の呪いをかけたりして
作ることも出来るようで
魔法界では普通に
買うことが出来るらしいです。
でもデミガイズのマントは
時間が経つと透明化が失われ
半透明になってしまうし
めくらまし術で作ったマントも
死の秘宝のマントのように
永久に効果があり現れ呪文を
跳ね返すようなものは存在しない
と言うことです。
ハリーポッター 死の秘宝はどうやって作られた？
魔法界に伝わる寓話
「吟遊詩人ビードルの物語」の中の
「三人兄弟の物語」に
死の秘宝が登場します。
アンチオク・ペベレル
カドマス・ペベレル
イグノタス・ペベレル
と言うペベレル兄弟がいました。
曲がりくねった道を
旅する三人兄弟は
とても深く泳いで渡るには
危険な川に辿り着きます。
三人兄弟は魔法に長けていたので
魔法で川に橋を架けることに成功。
橋を渡ろうとしたところ
途中でマントに身を包んだ影が
道を遮っています。
その影は「死」でした。
「死」は怒っていました。
普通の旅人なら川で溺れて
死んでしまうのに
三人兄弟は魔法で「死」を
欺いたから。
しかし「死」は狡猾に
三人兄弟の魔法を讃えるフリをし
「死」を回避した褒美を与える
と言います。
長男：アンチオク・ペベレルは
「この世にあるどんな杖よりも強い杖」を
次男：カドマス・ペベレルは
「死」から「死者を呼び戻す力」を
三男：イグノタス・ペベレルは
「死から逃れられるもの」を望みました。
そして「死」は
アンチオク・ペベレルには
ニワトコの杖を
カドマス・ペベレルには
蘇りの石を
イグノタス・ペベレルには
透明マントを与えます。
死の秘宝は「死」が作って
三人兄弟に与えたものだったんですね。
この三人兄弟は
物語の登場人物ではなく
ハリーポッターの世界では
実在していた三兄弟です。
その後、アンチオク・ペベレルは
初めてニワトコの杖を使った決闘で
勝利しますが
その夜、寝ている時に喉を切られて
死亡したと伝えられています。
アンチオクは杖の力を
言いふらしていたので
杖を狙った何者かに殺された
と言うことです。
実際は殺されたのか
子供に杖を渡したのかは不明
とされていますが
杖にまつわる歴史からは
殺されたと思われます。
子孫は不明とのこと。
カドマス・ペベレルは
かつて愛した故人の女性を
呼び戻しましたが
死者である女性は生者の世界に
馴染むことが出来なかったそうです。
カドマスは死者への
執着が絶てなくなり
女性と添い遂げるために
自殺しました。
蘇りの石は
子供に受け継がれます。
ヴォルデモートの祖先です。
「死」は三人兄弟の2人を
自分のものにすることが出来ましたが
3番目のイグノタス・ペベレルは
透明マントを身に着けていたので
見付けることが出来ませんでした。
イグノタス・ペベレルは
長く充実した人生を歩んだとされ
やがて高齢になると
透明マントを息子に受け継がせ
「死」を古い友人のように迎え入れ
この世を去って行きました。
透明マントは代々受け継がれ
ハリーの元へやって来ます。
ハリーの祖先です。
ハリーとヴォルデモートは
遠い親戚だったんですね。
ダンブルドアは3兄弟が
それぞれ3つの秘宝を作ったのでは？
と推測しているようです。
ハリーポッター 死の秘宝3つのマークの意味
ハリーポッターでよく見る
死の秘宝のマーク。
縦線「｜」はニワトコの杖。
丸「〇」は蘇りの石。
三角「△」は透明マントを
指しています。
ペベレル家の墓にも
このマークがありますが
それは「死の秘宝」の
最初の所有者だったから
だとされています。
このマークは
グリンデルバルドの印
とも言われます。
グリンデルバルドは学生時代から
死の秘宝に執着していて
死の秘宝のシンボルマークを
自分の名刺代わりに使ったからです。
グリンデルバルドは
ファンタスティック・ビーストに出て来る
トム・リドルの出現まで
史上最強で最も危険
とされた闇の魔法使いです。
またゼノフィリウス（ルーナの父）や
グリンデルバルトが
死の秘宝のマークを身に付けていたのは
死の秘宝の探究者だったからです。
ハリーポッター 死の秘宝3つ集めるとどうなる？
死の秘宝3つを揃えると
「死を制する者」になると
言われています。
死の秘宝3つを
所有したことがある人物は
ダンブルドアとハリーです。
ニワトコの杖は
グリンデルバルドから
勝ち取ったもので
透明マントはハリーの父から
研究のためにと借りていました。
蘇りの石は作中では描かれていませんが
「謎のプリンス」で学校が始まる前に
発見したことになっています。
透明マントは
借り物なのでハリーの返され
蘇りの石は
スニッチに仕込まれハリーの元へ
ニワトコの杖は
マルフォイの武装解除の呪文を受け
ダンブルドアの手から離れたものを
ハリーが手に入れています。
死の秘宝3つを
同時に所有したのは
ハリーだけです。
死の秘宝を3つ集めると
「死を制する」と言われますが
それは「無敵になれる」とか
「最強になれる」とか
そう言うわけでなく
「死を恐れずに受け入れるもの」
「死の恐怖を克服するもの」
と言う解釈がされています。
死の秘宝を3つ揃えたから
恐怖を克服出来るのではなく
恐怖を克服した者のところに
死の秘宝が集まるのでは？
と思いました。
ハリーポッター 死の秘宝3つ最後はどうなった？
ニワトコの杖は最後に
ハリーが半分に折って橋から投げました。
これは映画版で原作では
折れた自分の杖を直すために
一度だけニワトコの杖を使い
その後、ダンブルドアの墓に戻しました。
蘇りの石はハリーが禁じられた森で
落としてしまってそのまま失われました。
透明マントはハリーが持っています。
そしてハリーの長男のジェームズへと
受け継がれていきます。
ハリー・ポッターの
ロンが死亡と言う
噂の真相を調べました。
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